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2025-05-27 13:20:00

老朽化マンションの「取り壊し・売却」がしやすくなります!

こんにちは、清水不動産の代表・清水良幸です。

本日は、不動産業界に関わる皆様や、分譲マンションにお住まいの皆様にとって大きなニュースを取り上げたいと思います。
2025
523日、老朽化した分譲マンションの「取り壊し・売却」に関する法律が改正され、これまでよりもスムーズに進めやすくなりました。これは、今後のマンション管理や地域の安全性を考える上でも非常に重要な動きです。

マンション20250527.png

何が変わったのか?
従来、分譲マンションを取り壊したり売却したりするには、全区分所有者の5分の480%)以上の同意が必要でした。しかし今回の法改正で、条件を満たせば「5分の4の賛成」で取り壊し・売却が可能に緩和されました。
さらに、災害リスクがあるマンションや、大規模修繕が困難な場合などについては、「3分の2の賛成」で対応できるようになるケースもあります。

🏢 分譲マンションに関する改正内容(2025年)
建て替え
現在:5分の4
改正後:5分の4(変更なし)

取り壊し・売却
現在:全員
改正後:5分の4

大災害時
現在:5分の4
改正後:3分の2

耐震性などに問題
現在:所有者の過半数
改正後:集会出席者の過半数

 

 なぜ今この法改正が必要だったのか?

日本全国で築40年以上のマンションが増え続けています。中には、住民の高齢化が進み、管理が十分に行き届かなくなっている物件も少なくありません。空き室が増え、修繕積立金が不足し、安全性にも不安が生じることがあります。
これまでは、「1人でも反対すれば進まない」という状況が、老朽化マンションの再生を大きく妨げてきました。
今回の改正は、そうした現実に即し、スムーズな再建・売却を後押しするための大きな一歩です。

清水不動産としてできること
私たち清水不動産は、愛知県一宮市に根ざし、「信義誠実」をモットーに、不動産の売買・管理・ご相談に日々取り組んでいます。
今回の法改正により、所有者の皆さまが抱えるお悩みや「これからどうすればいいのか」といった不安に対し、より柔軟にサポートが可能になります。
空き室が増えて管理が大変
老朽化が進み修繕が難しい
将来的に売却や建て替えを考えている
そんなお悩みがありましたら、ぜひ私たちにご相談ください。

地域とともに、これからも。
一宮市で生まれ育った私たち清水不動産は、不動産を通じて地域の安心・安全・活性化に貢献していきたいと考えています。今回の法改正も、その取り組みの一環として皆さまに丁寧にご案内してまいります。
マンションの管理や将来の選択肢について、少しでも気になることがありましたら、いつでもお気軽にご連絡ください